わが家では栗の木が、いま立派な実を付けています。今年は夏に雨が少なかったこともあり、栗の当たり年と言われています。甘みも最高だとか。
わが家の栗は、昨年はなぜか青いうちに全部落ちてしまいました。それが今年は「豊作」。わが家では初めてです。栗の当たり年というのは本当に当たっていますね。
ところで、ニホングリは、お店で売られている天津甘栗と違って皮をむくのが大変です。いまは、皮が簡単にむける新種のニホングリも誕生しているそうですよ。「ぽろたん」と呼ばれるかわいらしい名前の栗ですね。ポロっと実がとれることから、そういう名前が付いているようです。2006年に農研機構果樹研究所が品種改良に成功し発表されました。ニホングリ1万年の歴史の中で初めて簡単にキレイに皮がむける栗ということで「奇跡の栗」と呼ばれているそうです。
栗の皮を簡単にむく方法をネットで検索するといろいろな方法が紹介されていますが、「はなまるマーケット」(2012年10月19日放送)で実験・紹介されていました。
簡単に栗の皮をむく方法として、栗を茹でて冷凍する方法、圧力なべで加熱する方法、焼き網で栗を焼く方法が紹介されていました。
栗を茹でて冷凍する方法は一般によく言われる方法ですね。
圧力なべで茹でる方法。これは栗の頭に十字に切れ込みを入れて茹でます。
そして、焼き網を使って焼く方法。焼く場合には栗のお尻に1センチの切れ込みを入れます。でないと焼いているときに栗がはじけて危険なので。強火で5~6分焼きます。鬼皮が焦げるまで焼いて大丈夫です。中の実は焦げませんから。
一番、皮をむきやすいのは焼き網で焼く方法です。
ただし、この場合、中まで火が通らないので中は生の状態です。なので、料理に使う場合にはこの方法がいいですね。
圧力なべで茹でるほうほうだと中まで火がきれいに通ります。なので、皮をむいてそのまま食べるなら、この方法がおすすめです。
あと、ニホングリを使ったレシピが紹介されていました。中でも作ってみたいと思ったのが「大学いも」ならぬ「大学ぐり」です。とても美味しそうでした。
作り方は、まず熱湯に栗を1分ほど入れ鬼皮を柔らかくして皮をむきます。このとき渋皮は残します。次に渋皮のついた栗を油で揚げます。油の温度は160度で3~4分揚げます。
たれは、水50cc、砂糖100g、醤油小さじ2分の1です。
簡単にできて美味しそうですよ。
それから皮をむくのに包丁を使わなくても「栗くり坊主」というハサミのような栗の皮むき器があるようです。まるでカニのはさみのような形です。
わが家でも今年は栗がたくさんなったので、ぜひ試してみたいと思います。
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