美味しいコーヒーの淹れ方は、いろいろ紹介されています。好みの味が違いますから、淹れ方もいろいろあって当たり前。
基本点だけ絞ってご紹介します。ペーパードリップの簡単な美味しい淹れ方です。
粉の入れ方
フィルターに入れる粉はピラミッドのように中心を高くします。
蒸らし
細い湯を真ん中に2~3回注ぎます。
次に、何回か「の」の字に注いで、ゆっくりと範囲を広げます。このとき、ふちの近くはぬらさないように。
じわ~と膨らんできます。15秒くらい待ちます。
泡の広げ
太めの湯を中心に注ぎ、グッと泡を盛り上げたら、そのままポットを1、2周、ふち近くまでまわします。ポットはできるだけ早くまわします。
5~7秒くらい待ちます。
ごく細い湯をまんべんなく注ぎ、泡が均等になるようにします。しばらく同じように湯を注ぎ続けます。
泡はあまり高くならないように注意します。
仕上げ
粉に膨らむ力がなくなってきたら、注ぐ範囲を狭め、何回か湯を注ぎます。
湯をきらすと渋みが出るので、けっこう頻繁に湯を注ぎます。
泡が白く大きなものに変わったら終了です。
ポイントを2つ。
フィルターに直接お湯をかけないこと。お湯だけが下に落ちてしまいます。
お湯の注ぎを切り上げるタイミングが重要です。タイミングが遅れると出がらしが入ってしまいます。中央の泡から周りより大きな白い泡が出てきます。それが注ぎの終了の合図。分からなかったら早めに注ぎを切り上げましょう。
コーヒーは味わうのももちろん、淹れるのも楽しいもの。粉と対話する気持ちで淹れてみましょう。
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